「フラッペ」

バレエ

次は、「フラッペ」です。

フラッペ」はバレエでは、「たたく・打つ」という意味で用いられます。

「フラペチーノ」と言うと親しみが湧きますね。
「フラペチーノ」は「フラッペ」と「カプチーノ」の造語だそうです。
この「フラッペ」はフランス語で、砕いた氷にリキュールなどの洋酒をかけた飲料のことを指すそうです。この砕いた氷のイメージがとても大切です。

バレエでは、「フラッペ」は床をたたくように、氷を削るようにして蹴り出す動きを指します。
方向は前と横と後ろがあります。

・両手バーでの1番ポジションを例にとってみましょう。

バーに向って1番ポジションで立ちます。
両手をバーに添えます。
片足を「クッペ」にします。(「クッペ」については、「フォンデュ」の項の終わりに書いていますので参考にして下さい。)
「クッペ」の足の足首を曲げ、かかとが軸足の足首につきます。(フレックス)
そのまま、前の床をめがけて足を伸ばします。
膝、足首、つま先、全て勢いよく伸ばします。
指の付け根全体で床をとらえ、そこから足全体を伸ばします。
この床をとらえることが氷を砕くイメージにつながります。伸ばしきった形は、ジュテと同じです。

「フラッペ」は早い動きになります。
伸ばす、もどす、
伸ばす、もどす、を氷を砕くように素早くやってみましょう。

まずは、
前、前、前
横、横、横
後ろ、後ろ、後ろ
テンポよくやってみましょう。

注意ポイント
センターのラインを通し、上下にエネルギーを通します
骨盤の角度は、三角形が床と垂直のまま行います。
早い動きになりますが、大切なことは、センターと軸がぶれないことです。
股関節の力を抜いて、素早く、明確に使っていきましょう。
上半身を引き上げ続けることを忘れずに。
足を外旋させることを忘れずに。

次は、
ロンドジャンブ アンレール」です。
「レッスンの流れ」にもどる。 → こちら


















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